今回はホームページ制作をするうえで、大切におきたい「ページ構成の設計」についてお伝えします。
検索エンジンは、ページ単体で評価しているのではなく、サイト全体を見て判断しています。サイト評価をあげるのに、サイト全体のリンク構造も意識することをお勧めします。
リンク構造とは、サイトのページやコンテンツ同士がどのような親子関係。兄弟関係かを順序立てて組み立てる構造のことです。ロジックツリーみたいなイメージですね。
検索エンジンのロボット”クローラー”はサイトの内部リンクを巡回しています。その際に、「関連する内容がコンテンツ同士でリンクされているか」や「親子関係が適切か」を見ています。全く関係ないコンテンツ同士が親子関係になっていたり、関係ないページを兄弟関係にしないように気をつけるようにしましょう。
ポイントとして「浅いリンク構造にする」ことも意識すると良いと思います。
トップページから3階層で到達できるのが理想的です。あまり階層を深くしすぎると、クローラーは「わかりにくいサイト」と判断されがちで読み込んですらもらえなくなります。
「重要なページにリンクを集める」トップページなどの重要なページに、基本的にすべてのページがリンクされていることがベストです。”メニューバー”などですべての項目を貼り付けたり、ナビゲーション項目を追加する等して工夫することをお勧めします。
初めのホームページ作成時に自動的に行える仕組みを搭載しておくととても楽です。ワードプレスだと初期設定時にワンクリックで自動的にリンクを設置できるシステムがあったり、プラグインでカスタマイズすることができるのでお勧めです。
自分で作る場合の最初にワードプレスのテーマを選ぶ際のおすすめどころは、やはり「Lightning」か「cocoon」です。どちらも無料ですので、自分で作る際にお悩みの方は、まずお試しで使ってみるのも良いかと思います。