WEBサイトを制作する際や、WEB集客を調べてみると頻繁に「SEOを〜」という文言が多発すると思います。「実際、SEOって結局なんなの?」という疑問がある方に、今回はSEOについてお伝えさせていただきます。
SEOとは、Search Engine Optimization「検索エンジン最適化」を意味する言葉で、自社の運営しているWEBサイトなどのページを、意図して狙ったキーワードで、GoogleやYahoo!などの検索結果ページの上位に表示させるための全体的な対策を指します。検索結果ページでの上位表示が実現できれば、アクセス数の増加の期待ができます。
ある調査によると、「WEBサイトの存在を知った情報源は?」という質問に対し80%の人が「インターネットの検索サイト」と回答しているそうです。これは自分に当てはめてみても確かに納得できるところがあります。
検索エンジンのしくみ
WEB上には膨大な量の情報が存在しますが、インターネットユーザーがブログを書いたり、Twitterでつぶやいたり、YouTubeに動画を投稿したりするたびに、その情報源は増え続けています。そのような膨大な情報網の中で、求めている情報にいつでもたどり着けるのは、Googleをはじめとする検索エンジンが常にWEB上の情報を探し回り、整理し、届けてくれるからです。つまりは検索エンジンの役割は「WEB上で情報を収集し」「その情報を整理し」「検索ユーザーに届ける」という3点に集約されます。
検索サイトでキーワードを検索した際の順位決定基準を「検索アルゴリズム」と呼びます。アルゴリズムは常に進化し続けており、特に最近では「情報の質や信頼性を重要視する」傾向にあります。今やSEOに求められるものは「コンテンツの質」といえるでしょう。しかし、質だけではなくそこには「量」であったり「被リンク状態」等も加味されています。
したがって、見込み客に対してしっかり役立つ情報を発信していれば、検索エンジンは評価してくれる。というところに行き着くと思います。
SEOの基本施策
以上のSEOの本質的な機能について踏まえたうえで、最低限抑えたいところについて、いくつかお伝えさせていただきます。
タイトルと説明文
そのページの題名となる「タイトルタグ」と、そのページの概要を説明する「メタディスクリプション」というものが存在します。検索結果に表示される文言がこれにあたります。検索する人はタイトルと説明文を見て、そのページに何が書かれているかを想像するのと同様に、検索エンジンもそこに記載されている内容が主だったページのテーマを判断します。この「タイトルタグ」と「メタディスクリプション」はある程度SEOを考慮して設定する必要があります。その際は最も目的としているキーワードをなるべく左側に持ってくるようにしましょう。
「山田行政書士事務所 【札幌の相続専門家】」とするよりも「札幌|相続専門家 山田行政書士」とする感じです。
わかりやすい内容
WEBページにおける文章は、なるべくわかりやすい書き方をする必要があり、検索エンジンもそれを評価します。不自然な文脈になっていないかチェックするようにしましょう。普段使用する言葉でわかりやすく記述する。といったところでしょうか。
重複コンテンツはNG
ページのURLは異なるが、その内容が完全に(またはほぼ)同じコンテンツはGoogleから「独自性がなく、評価が低い」と判断されてしまうので、気をつけましょう。
良質な外部リンク
良質な外部リンクとは「関係性の高いサイトからのリンク」を指します。例えば「Yahoo知恵袋」等の人気Q&Aサイトにおいて質問に対する回答をすると同時に「詳しくはココのページに書いてますよ」と自社のサービスが紹介されると、それは「良質なリンク」を獲得したことになります。
日々良質な情報を提供する事を、勿論SEOを強くすることで大切なことですが、SEOとは別に「自分の事業の知的資産を増やしていく」という観点からもメリットしかないことですよね。