集客|フロントエンドとバックエンド

マーケティングでは基本的な話ではありますが、WEB集客においても「フロントエンド」と「バックエンド」を考えた構築は大切になります。

フロントエンドとバックエンドの考え方

フロントエンドとはいわば「お試しサービス」です。
ここでフロントエンドを考える前に抑えてなくてはいけないのが「バックエンドから考える」事です。「バックエンドからフロントエンド」という流れです。

バックエンドとは「自分が本当に受けたい依頼(サービス)」です。特に高額な費用が発生するサービスを提供する場合、いきなり何も無いところから営業しても、受けたお客様側からすると、「高い!」「興味ない」と警戒心から成果に結びつく確率は低くなってしまいます。

あるユーチューバーで商品サービスを「20万円で販売します」と言って炎上しているのを見た事があります。比較対象が違うかもしれませんが笑。行政書士においては業務内容や専門性・独立性からそういったことにはならないと思いますが、ある程度の警戒心。というのは抱かれてしまう可能性はあると思います。

フロントエンドで実際に行政書士のサービスでよく目にするのが「無料相談」です。相続等のご依頼(バックエンド)に結びつけるために見込み顧客との接点を持つために、まず「無料で相談に乗りますよ」と言った形態で進めていくものです。

ここで大切になることが、バックエンドとフロントエンドの関連性を考える事だと思います。
建設業許可のご依頼を頂きたい相手に「無料相談しますよ」と言っても、見込み客の琴線に触れることも一定数あるかもしれませんが、建設業許可をお願いしたい。と考えているお客様は「相談してほしい」というより「めんどくさい書類作成をどうにかしたい」「早く許認可が降りる手続きをしてほしい。」と思っている人の方が多いように思います。

それであれば、例えば「弊事務所の場合、許認可が降りるまでのシミュレーションを無料で提示させて頂きます。」等の方が、結びつきや関連性は高いように感じます。他でも、遺言書の作成支援の依頼がバックエンドであれば「公正証書遺言のサンプルを無料で提供します」といった形でしょうか。

見込み客との関係性

フロントエンドとバックエンドの考え方の最大の目的は「見込み客との繋がり」と「絞り込み」にあります。

闇雲に営業をかけるのではなく、「フロントエンド」で見込み客との繋がりをもち、そこで関係性を築いたうえで「この人にお願いしたい」と思ってもらい、本来のバックエンドとなる依頼・サービスの提案をする。というものです。

このマーケティングの考え方は、より効率的で予算においても漠然と営業をかけるよりも抑える事ができます。ホームページを構築する際やサービス展開の際に、フロントエンドを設ける事を考えた設定もひとつの視野に入れていただける等、何かしらの参考になれれば幸いです。

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