ホームページを制作しよう。制作してもらおう。と考えている方も、まずは最初に色々なサイトを見たりすると思います。「すごく綺麗なホームページだなぁ」や「かっこいい」等々。しかし、「集客」という視点で考えた場合、今回お伝えする視点で是非考えてみて頂きたいと思っております。
WEBデザイナーにおいても「デザイン性」をどうしても重視してしまいがちです。しかし、集客を狙う場合、来訪するお客様の立場で考える必要があり、そこでもっとも気をつけなくてはいけないのが「文章」です。
ではその文章を考えるうえでどのように掲載すれば良いのか?
コンテンツファースト
「誰が」「どんな環境で」ホームページを閲覧するか考えることです。
例えば行政書士業務で「相続」を専門的に扱う。となれば比較的、高齢層のお客様が想定されます。その場合、お洒落なデザインよりも文字の大きさやボタンの押しやすいデザインが好まれますし、「建設業許可」であれば客層や年齢層を考えてシンプルでわかりやすい言葉やデザイン性が好まれると思います。また閲覧環境で言えばスマートフィンで閲覧するユーザーが急増しているので、スマートフォンでも閲覧しやすいサイトは必須です。そもそもユーザーはデザインではなく、そこに書かれている文章(コンテンツ)を見たい。と思っているからです。
文章と画像の組み合わせ
コンテンツは基本的に「文章」と「画像」で構成されます。まず「文章のみ」でコンテンツを考え、直感的に訴えかける「画像」を考えます。直感的な部分に訴えかけ、理論的な文章に結びつける。構成が理想的です。
文章のポイント
文字の大きさ・文字の色
文章の適切な行間(読んだときのリズム)
文章の強調(文字の太さや下線)
表現がわかりやすいか(一般的な言い回し)
画像のポイント
写真サイズ
明るさ
文章と結びつきがあるか
感情的な演出を加える
文章を形成するうえで大切なのが理論的な内容の上に感情的なものを上乗せすることです。
行政書士の場合、専門性が高いことや法律的な解釈も含むため、ゆえに感情に対応させるのは大変かと思います。
しかし、読み手の立場で考えると文章の「論理性」と読んだ後の「感情」のバランスで動いているため、業務の案内ひとつにおいても、読み手となるユーザーはどのような「感情」を持つのかを想定し、その感情に対応する文章を入れることで、共感や納得が生まれ、「依頼検討」もしくは「依頼」の段階へを後押ししてくれます。
以上のことをまとめるとホームページは文章が本質であり、その文章を読みやすくする為のデザイン性を考え、文章の内容はなるべく読み手の感情に共感・納得するような文章を上乗せすることを考える事が大切です。